発表会

ピアノの発表会であがらないためには、どうしたらよいでしょう?

投稿日:2020年2月16日

ピアノの発表会で緊張のため、あがってしまい、うまく弾けなかったこと、皆さんの中には少なからず経験があるのではないでしょうか?
この『緊張』を感じることは、音楽に限ったことだけではなく、例えばバレエの発表会で舞台に立つとき、またスポーツの試合でも、きっと選手達の心には、緊張と興奮の気持ちが取り巻いているでしょう。

また学校生活の様々な場面でも経験することがあると思います。
人前でお話をする時、運動会の徒競走での『ヨーイドン!』の瞬間。
またこれから行われる卒業式の式典、そして試験という場も緊張しますね。

ピアノの発表会であがらないための秘訣ってありますか?

発表会に向けて、まずは人前で演奏する機会を多く経験してほしいと思います。
教室では、おさらい会を企画したり、慰問演奏へ伺ったりと多くの機会を設けて経験していただいています。

おさらい会2018-1

例えば、おさらい会では、まず自己紹介からしっかり自分の言葉でお話をすることを目標にしています。

低学年の生徒さんは、恥ずかしくて自分の名前も言えなかったり、とても小さな声だけど、しっかりお話しできるようになってきたり、経験が成長へとつながっていきます。

1人づつピアノを弾いてもらう時間を持つことも、全て本番で落ち着いた気持ちでピアノに向かえるようになると良いな、と思って企画しています。

全てが経験で乗り越えられる訳ではないですが、自信のないことや初めての事には、やはり緊張感が伴います。

普段と違う場所で、お客様も沢山いらっしゃって、ピアノも心なしかとっても大きく見えて、ステージの照明も眩しくて、そんな状態ですから大きく深呼吸しても身体はいつもと違う空気に反応して気持ちも高まるのは、当たり前ですよね。
その中で落ち着いて演奏を楽しめるには、やはり自信を持つことです。
 
発表会

練習不足で弾けない箇所や、指使いが不安で何度も間違えてしまうところ、また暗譜が怪しいところがあり、演奏していて不安なところがあると、それは緊張感であがってしまった場合、より大きな失敗へと導かれてしまうかもしれません。

 

 

 

緊張は誰でも するものです

本来はやはり自分に自信を持って演奏できる状態で本番へ望むものだと思います。
普段の練習の時から120%の完成度を目指してほしいです。

120%ってどのくらい??とよく聞かれますが、普段からミスなく演奏できること、そして右手だけの暗譜はもちろんのこと、左手だけの暗譜にも挑戦してください。
右手のフレーズを歌いながら左手だけ楽譜を見ないで弾いてみてください。
これ、私もよく試してみますが、なかなかしっかり弾き通すことができません。

この左手だけ暗譜を試すと、確実に自信につながります

是非試してみてください!

それから、イメージトレーニングという言葉がありますが、まずは発表会が近づいてきたら、時間をとってその当日の衣装をつけて、靴も履いて、緊張感を持ってその曲を通して弾いてみること。
髪型を当日のスタイルにしてみたり、なるべく当日の雰囲気を思い浮かべてみてください。

ステージでの状況を、イメージしながら練習してみましょう

あとは部屋を少し暗くしてピアノの鍵盤をわざと見えにくくして弾いてみたり、鍵盤に照明を当ててむしろ黒鍵の影を出してみる方法も私はよく試してみます。

とにかく、その時のその瞬間を想像して自分の気持ちを持っていく方法も試してみてください。

様々な場所で緊張を強いられることはたくさんありますね。
皆さんにはどんな秘訣がありますか?

またレッスンの時に教えてくださいね。

それでは発表会まで集中して練習できるよう、頑張っていきいましょう!

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