振替レッスンについてのお願い - 駿河区「たきぐちピアノ教室」初心者からのピアノレッスン

11月も後半となりました。
日頃はお教室への深いご理解をいただき有難うございます。

今回は、年度途中の変更で申し訳ありませんが、振替レッスンの対応についてご連絡させていただきます。

この仕事を始めて30年余り、最初はお一人の生徒さんからスタートした教室でした。
現在は、多くのご縁をいただき皆様とのお稽古を続けさせていただき深く感謝しております。

実は、そのお一人目の生徒さんが今はお母さまになられて、そのお子さんが通ってくださっています。
教室を続けてきた月日の長さと共に、繋がりとご縁の深さに改めて感慨深いものを感じています。

今回は誠に心苦しいお願いですが

2022年1月より振替レッスンの対応を控えさせていただきます

以前までは、ピアノ教室として生徒の皆さんが通いやすい様に、そして気持ちよく平等にレッスンをさせていただきたいと言う気持ちから、振替レッスンを行うことを決まりとして掲げていました。

しかし最近は、本当に有難いことなのですが、生徒さんとのご縁が広がり１週間の中で休日を設けずにお稽古を組ませていただいている為、振替レッスンをご案内する事が難しい状態になってきています。

月３回のお稽古の月もあるのですが、やはり自分の練習にかける為の時間や、自身の気力や体力を高める為の時間を持つことも必要で、最近は、スムーズに生徒さんの振替レッスンをこなしていく対応力が、落ちている事を年齢と共に実感している次第です。

現在私は、カワイ音楽教室の講師として在籍し、ほかの教場へも出向いて指導させていただいています。

またコンクールやグレードテスト等の審査や研修に参加することもあり、その際には自宅の教室のレッスンを変更するなど不都合をおかけし心苦しく思っています。
皆様には、いつも快くご対応いただき有難うございます。

様々な場所で研修を受けるのは、この教えるという世界の正解は、一つではない事、また教材の流れや教育の変化などに対応できる力を身につけ、世間一般の常識や教室運営についての学びを得るためでもあります。

また教室を続けていく中で、相談できる場を持つ為でもあります。
この仕事は、補償も保険もありませんので、それだけ責任と、重圧があります。

そして自宅の教室は、「たきぐちピアノ教室」として個人事業主として教室の開業届けを出し、皆様からお預かりしたお月謝を報告し年度末には申告をしています。

このような一年の中で、毎月のレッスン日程、そして年間のレッスン回数を定めてお稽古をする事、それと同時に自己研鑽の為の時間と休息を休日としていただく事、それがこの教室を運営していくのに大事な事だと思っています。

そしてもう一つ大切なことは

そのためには、まずお教室をしっかり作っていくこと、ピアノ教室を充実させるためには、設備、維持、そして学習においてもきちんと対応する必要があります。

楽器においては、調律が整っていなければ良い音楽は奏でられませんので、定期的にメンテナンスをしています。
また生徒さんお一人お一人の好みやその時代の流れに沿った楽譜をできる限り把握して、貸し出す事や、レベルに応じて楽譜を書き変えたり、音とりをして浄書してお渡しする事もあります。

これらは、ソフトや機材の準備など対応できる力が求められます。
こういった教室環境を整える他に、私自身の勉強を重ねていく事も必要だと考えています。

今後ですが、振替レッスンを控える事への対応としましては

今年度もコロナ対応により年間のレッスン回数を増やしておりますが、このままこの形を継続させていただきます。
まずはこの形で調整をさせてください。

但し、ご病気や忌引き、また学校行事における、やむを得ない欠席に際しましては、この限りではありませんので、その時点でご相談ください。
上記の理由による欠席で年間のレッスン回数が40回を下回る場合は、代わりのご案内を考えさせていただきます。

申し訳ありませんが、お月謝も低く設定させていただいていますのでご理解をいただければと思います。
毎月のレッスン回数が少なくなってしまう事がご不安な場合は、レッスン回数の多い通常コースをおすすめします。

コロナ感染症の出来事があってからは、皆様も同じだと思いますが、様々な不安や困難を感じることが多いと思います。
苦しさは心が成長しているからこそだと、何かで読んだことがありますが、困ったことや悩みは、できる限り共有できる環境は作りたいと思います。

それでも置かれている立場は、全ての人が皆同じではなく、様々だと思います。

私自身、行き届かない点も多々あるかと思いますが、お教室は、より一層頑張っていきたいと思っています。
どうぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。