緊急事態宣言を受けて静岡でも緊張した1週間が過ぎました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
おかげさまで教室の方は大きな変化はなく、生徒さん、そして保護者のご協力のもと、お稽古をさせていただいています。ありがとうございます。
感染対策に努めて、私自身も健康に気をつけて今後も引き続き対面レッスンの形でお稽古をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
少しでも変だと思ったら、無理はせずレッスンはお休みいただいて構いません。
私も同じく少しでも体調の変化を感じたらお休みをさせていただく様にします。
さて、発表会が終わり、1ヶ月が過ぎようとしています
少し気持ちが抜けて練習が進まない生徒さんも多いかと思います。
そんな中、
グレードテストに挑戦し合格した生徒さん、そしてコンクールに挑戦して入賞し次の本選へ挑戦したいという嬉しいご連絡が届きました
発表会の前にグレード受験をした生徒さんは、グレード課題曲と、発表会の曲とを両立して練習し受験しました。
またもう1人の生徒さんは、発表会と時期が重なったこの8月にグレード課題と、発表会の曲を同じ曲にして自信をつけて受験をしました。
現在、他にお二人の生徒さんが、10月のグレードテストへ向けて新たな曲に挑戦して頑張っています。
それからコンクールへ挑戦した生徒さん。
発表会の曲の中の一曲をコンクール課題の曲にして練習を積んできました。
今年はコロナのため演奏動画を録画し、提出してのコンクール参加の形になりました。
発表会の当日、少し早く来ていただき演奏動画を撮影。
慣れない会場と、大きなグランドピアノできっと緊張もあったかと思います。
ですが、その緊張感が演奏にうまく反映していて生徒さんらしい演奏ができたと思います。
今日、入賞を頂けたとご連絡をいただき、私も嬉しく思いました。
そして次の段階の本選へ挑戦したいとのこと!積極的なそのお話に私自身も大きな力をいただきました。
また次の目標へ向けて頑張っていきましょう。
皆さんおめでとうございました!
音楽は、自らを高め、癒しそして励みとなるものであってほしいと思います。
小さいお子さんは特に、毎週のお稽古の中で一曲一曲課題を仕上げていく、その流れを淡々とこなしていかれれば良いのですが、なかなか目に見える目標がないと難しいこともあります。
あの曲が弾けるようになりたい!と、憧れの曲や曲名があがればいいのですが、その曲が見つからない時は、具体的なイベントを決めてそれに向かって進んでいくのも上達の一つのきっかけになると思います。
そのイベントがグレードテストだったり、発表会だったりコンクールでも良いと思います。
グレードテストに合格をいただけた生徒さん達は、合格を励みにまた次の新しい曲を決めたり、テキストが新しいものへ進み、また新たな気持ちで取り組んでします。
皆さんも発表会で他の生徒さんが演奏していたあの曲を弾きたい!とか、テレビで流れているあの曲が弾きたい!と好みの曲を是非リクエストしてください。
それからこの夏休みは、中学進学により教室を卒業した生徒さんから、こちらも嬉しいご連絡をいただきました
合唱コンクールの伴奏者としてオーデションを受けることになったので、その合唱曲のレッスンを受けたいとのこと。
ピアノを続けてきて、こうしてお役目を受けてそれを発表できる機会を得ることはとてもいい事だと思います。
単発でのレッスンもいつでも歓迎いたしますので、是非この様な機会を生かして、オーデションへ参加してほしいと思います。
その生徒さん、最初はその曲を前に、戸惑ったご様子でしたが、レッスンを重ねるたび、どんどん上達して先日のレッスンでは見事にほとんど暗譜をして最後まで通して演奏されていました。
その頑張っている姿に大きな感動をいただきました。
こうして練習を積み重ねた事によって、ピアノが上達しますし、そして結果が表れると思います。
この挑戦した結果が例え、良い結果にならなくても、よいのです。
実は、良い結果が出せない方が実際多いと思います。
ですが、挑戦し練習してきた時間は、確実にその生徒さんの力となっています。
決して無駄にはなりません。それを忘れないでほしいと思います。
ですが、ピアノを続けていくのは生徒さん一人一人個性があるように、レッスン方法も続け方も挑戦の仕方も違います。
無理にイベントへ参加する必要はありませんし、一曲一曲ゆっくりと積み重ねていくレッスンが一番そのお子さんに合っていることだってあります。
決して強制はせず、生徒さんの気持ち、希望を尊重していきたいと思います
それでは夏休み明け、どうぞ体調を崩さず学校生活も頑張ってください。