お教室便り ピアノの練習について ピアノ教室

8月のお教室便り|夏季休業17日までお休みです

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8月の声を聞いた途端、もう10日過ぎてしまっていてブログの更新がご無沙汰してしまいました。
発表会を終えてホッとした途端、疲労感が抜けず、それでも生徒さん達に元気をいただいてきました。

遅くなりましたが、

8月の教室便りを掲載します

8月は週末にイベントが重なり、お休みをいただいた生徒さんや、お時間の変更した生徒さんもおります。
保護者様のご理解に感謝いたします。

さて、発表会明けのレッスンでは生徒さん達には感想を伺っています。

「楽しかったけれど、いっぱい間違えちゃった」
「緊張したけどまあまあ弾けた」
「やっぱりもっと練習しなくちゃいけない」
「テキストをたくさん進めるように頑張る!」

「次はこの曲を弾きたい!」
と、意欲あふれる意見の生徒さんが多かったこと、とても嬉しく思いました

いつもお話ししていますが、当日の舞台は今まで練習してきた集大成。
でも緊張するから間違えることもある。
それは、もう本番ですから仕方がありません。

そこで100点満点の演奏ができれば、素晴らしいことですが、もっと大切なことは練習してきた過程、積み重ねてきた時間にあります。
ですので、また来年に向けて気持ちも新たに積み重ねていきましょう。

それから、ピアノは練習しないと上手にはなりません。
少しサボってしまうと、またスタートラインに戻ってしまいます。

そしてとても残念な事は、弾いていないと忘れてしまうことです

今回発表会で演奏したその曲は、しばらく練習しないでいると全く弾けなくなります。
家族に、数ヶ月、あるいは一年経ってから昨年弾いたあの曲、もう一回聞きたいなと言われて、いざ弾いてみたら全く弾けなくなってしまって悲しい思いをした方もいらっしゃると思います。

習った曲の数々は、日頃から思い出して時々弾いておかないと、すっかり忘れてしまうものなのです。
これは私でもそうですから、、、講師演奏の曲は、このまま2,3週間弾かないでいると、また最初からやり直しです。

勉強やスポーツなどどんなものでもそうだと思います。
習得した技術を忘れない頭脳が欲しいものですが、ピアノ演奏は特に、顕著にそれがわかります。

それだけピアノを演奏するということは、両手それぞれの違う動き、それらに指令を送る脳からの伝達、そして神経の使い方など複雑な動作をするものだけに如実に表れてくるのだと思います。

しかし、一度弾いたことがある曲は、また再び取り戻すのにそう時間はかからないと思います。
特に10代、20代で弾いた曲は、年を経てもいつまでも覚えているものです。

私は、よく恩師に若いころは貯金の時期だと言われました。
と、言ってもお金を貯める訳ではありません。

ピアノを弾く技術を、そして習ってきたピアノの曲数をたくさん増やして貯めるということです。
若い頃に貯めた技術を、50代、60代で切り崩しながら、またさらに積み上げていくのだと。

しかしその頃は、全くピンときてなくて、「ふ〜ん何それ?!」という感じで練習もサボりまくっていた学生でした(大きな声では言えません)

これは勉強にも、スポーツにもそして社会経験にも言えることで、今皆さんが学校で勉強をたくさんするのは、そんな意味が含まれています。

脳や発達は、生まれてから2,3歳の頃には急速に進み、その後10代半ばから20代前半にかけて完成すると言われます。
ですからその期間、皆さんはたくさんの知識を吸収し、多くの経験を積んで、技術を磨いて脳にたくさん貯めていって欲しいと思います。

そうはいっても、一生勉強は続くもの、心の成長は30代、40代と年を重ねるごとに深まっていきますし、それに伴ってより高い技術を習得できるのだと思います。
ただ忘れるのは、悲しいかな秒速のスピードで早まっていきますが、、、

中学、高校、そして進める方は大学、大学院と徐々に勉強の分野を特定なものに絞ってそれを専門に勉強し、その道を得意分野にできると良いですね。

自分な好きな分野を探して切り拓いて、人生の大きな目標にしていかれると理想的ですが、なかなかそんなにうまくはいきません。
山あり谷ありで良いと思います。

今の皆さん達には、まずは、できること、好きなことにどんどんチャレンジして欲しいと思います。

さて、明日からピアノ教室は、夏季休暇に入ります

私は、今年大きな曲を練習する機会に恵まれ、3月くらいからとにかく時間があれば練習練習、と過ごしてきました。
発表会を一区切りとして、この夏は断捨離と整理整頓(レッスン室がなかなか整わずいつもご迷惑をおかけしています)
少しじっくり時間をとって今自分に必要なもの、そしてやるべきことを見つめ直したいと思います。

ですが、まずは、お盆の支度、ご先祖様への感謝を努めます。
皆さんもお身体をゆっくり休ませて、でもピアノはなるべく毎日弾くように頑張りましょう。

お休み中は、メールやラインのお返事は少し、お時間をいただくと思います。
休み明けにまた対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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