4月も早半ばを過ぎ、遅くなってしまいましたが、
今月のお教室便りを掲載させていただきます
新しい学年、そして新しいクラスにはもう慣れましたか?
まだ馴染んでいない、友達ができない、、と寂しそうな表情でお話ししてくれる生徒さんもいれば、もうクラスみんなが友達!と、笑顔いっぱいの生徒さんもいます。
充実した学生生活が送れます様、応援しています。 さて、今日は私ごとのお話になりますが、少し書かせていただきます。 それまでは東京都小平市と言う街に住んでいました。 小平市を離れる最後の日は、お見送りにたくさんの友人がきてくれて、バスに乗る直前その友人たちが皆んなで、 その歌を聴きながら、とても辛くて辛くて、行きたくない、このままここに留まりたい、どうして静岡に行かなくてはならないのかと、我慢していた思いが溢れてきて、その場を離れがたくバスの中で泣きじゃくった思い出は、今でも忘れられません。 時々大人の生徒さんが『若者たち』を選んで練習してきてくださる時は、いつも涙がほろりとこぼれます。 そんな切ない小学6年生でしたが、何があっても乗り越えられるものですね。 良い時もあれば、悪い時もあります。 今この歳になってこう思えることですが、、なかなか若い時はこうは思えないので、身勝手なことやわがままも言ってよく親を困らせました。 今日は、子供の時の思い出話しになってしまいました。 先日、母の七回忌を無事に終えることができ、ここ数日は、沢山の思い出に包まれています。 母が旅立って丸6年経ちましたが、思いは消えることはありません。 こうして私がここにいられるのも、母に厳しく育てられ、そしてピアノをやめない様に励ましてくれた母の存在があったからだと、改めて感謝しています。 それでは、今月も、よろしくお願いいたします。私はここ静岡へ、小学6年生の5月に父の会社の転勤で引っ越してきました
長年住み慣れた、そして地元の友達もいる東京を離れ、違う小学校への転校は、それは辛いものでした。当時音楽の授業で習ったばかりの『若者たち』を歌ってくれました
いつの間にかこの土地へ根差し、ここでお教室をさせていただいているのですから、人生わからないものです。与えられた試練も、何とか乗り越えていかれる様に神様が与えてくださっているのだと、その経験だけではありませんが、そんな風に人生ってできているのかと思う様になりました
年々、強くなっていくように思います。皆さんも出会いを大切に、そしてご家族と過ごす時間をどうぞ大切になさってください