先週の日曜日に行われたカワイ音楽教室講師による
「カワイクラッシックコンサート」無事に終えることができました
当日は、多くのお客様にご来場いただき一部、二部とも盛況で、充実した音楽会となりました。
講師同士共に、切磋琢磨しながら、積み重ねてきた日々の集大成。
たくさんの素晴らしい演奏に耳を傾けながら、音楽をこうして舞台で演奏できること、感慨深い1日でした。
私は、今回の曲では、本当に基本に立ち返った気持ちで勉強させていただきました。
そしてシンプルな音数の少ない伴奏ほど難しいことを改めて実感、反省でした。
テンポキープすること、またデュナーミクの変化もたくさん音を鳴らしているから今まで取れていたのかもしれません。
一音一音丁寧に鳴らしていくほど、それの難しさを感じました。
応援に来てくれた生徒さん、親しくさせていただいているレスナーの先生ありがとうございました
まだまだ修練あるのみで、経験と勉強を続けていかなくては、と思います。
さて、コンサートを終えた翌々日の講師会議で思いがけず、、と言うかすっかり頭から抜け落ちていた勤続表彰がありました。
今年カワイ音楽教室講師になって節目の年を迎えました。
勤続35年の表彰を受けることになりました
憧れのスカイブルーのお箱、その大きな箱に、何重にも何重にも大切に包まれた素敵な大皿をいただきました。
カワイ音楽教室の講師となって35年、瞬く間に過ぎた日々を思うと、月並みですがあっという間でした。
入社して、初めていただいたお手当の金額に呆然として、グレードを取るしかない!と心に決めて無我夢中で練習し、受験を重ね一年目で4級まで取得したのが一番頑張った事でしょうか。
この仕事は、取得のグレード級によって給与の額が変わってきます。
そしてもちろん担当の生徒数によっても歩合で決まってきますので、なかなかシビアなものがありました。
でも根本にはやはり音楽が好き、好きを仕事として続けていかれることの大切さ、感謝の気持ちがあったからこそ、ここまで続けてこれたのだと思います
そして何より生徒さんとの出会いとご縁、深いつながりがあってこそです。
幾度も壁にぶつかりながら、持ち前の楽観的な気持ちで乗り越えてきました。
それによってご迷惑をお掛けした方々にはお詫びしてもしきれませんが、、本当に今までこうしてこれたのは、周りの方々の支えあってのことと感謝しております。
いつも意識してきたのは、魅力的な人間になること
音楽の知識、技術はもちろんですが、人としての姿勢も見られる、そして性格も滲み出てしまうこの仕事です。
普段の心がけも大切なものですね。
それらは、どんな仕事にもどんな場合でも言えることだと思います。
常にアンテナを張って、様々なものに興味を持って向かっていくことが大事なのだと思います。