2020年新しい年がスタートしました。
今年は東京オリンピックが開幕。
この日本に沢山のスポーツ選手たちが集まってスポーツを通して、文化や国籍など様々な違いを超えてフェアプレーの精神を持って熱戦が繰り広げられるそんな記念の年の始まりですね。
たきぐちピアノ教室での今年のイベントは3月29日にピアノ発表会を開催します。
参加する生徒さん達は、今目標に向かって曲の完成度を高めようと練習に励んでいると思います。
目標を決めること
それは習い事を続ける意味ではとても大事なことだと思います。
ピアノに限らず習い事というのは、ある程度年数が経つと新鮮な気持ちが続かなくなることがあります。
習った曲は弾き続けないと忘れてしまいますし毎日、毎日の繰り返し練習することに魅力が持てなくなるのは小さなお子さんなら当然のことでしょう。
キラキラと輝く目をしてお稽古へ通ってきたあの頃の一生懸命で純粋な気持ちを、長く持ち続けてもらいたい。
それは私にとって願いでもあり課題でもあります。
少しでも長くピアノを弾き続けて、中学生、高校生になってもピアノを弾く楽しみを忘れないでほしい。
そして大人になっても自分を支えてくれるものとして、音楽を楽しんでほしいと思っています。
昨日は、高校3年生の生徒さんが受験が一段落したのでピアノのレッスンを再開された最初の日でした。
とても嬉しい気持ちでその生徒さんをお迎えして、近況報告をして変わらず元気な笑顔を見ることができて私も一安心でした。
でも受験勉強の期間中はピアノは全く弾いていなかったそうです。
彼女は鞄の中に入ったまま昨年の9月の時点で途中になっていた曲の楽譜を開き、じっと見つめていました。
そして「弾けるんじゃないかなー」そう呟いて恐る恐る弾き始めたのですが、これが予想に反して結構弾けているのです。
とても嬉しくなりました!
やはり若い力と記憶力の良さもありますね。
数ヶ月のブランクをものともしない、強さとしなやかさを感じつつ、こうしてまた教室へ来てくださった事に深く感謝して、またお教室の皆さんとお稽古を頑張っていきたいと思った1日でした。
本年もお稽古どうぞよろしくお願いいたします。