コンクール ピアノ教室

カワイコンクール予選を終えて|今年もよく頑張りました

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今年のカワイコンクールの予選が全て終わりました。

舞台での素晴らしい演奏を聞かせてくださった全ての生徒さんへ、大きな拍手を送りたいと思います

コンクールは、発表会とは違い、結果が出るものです。

それは誰しもが嬉しい答えを残せるものでは無く、残念な結果を味わうこともあります。
しかしこの挑戦の中で、思い通りの答えを出せなかったことも大事な経験だと思うのです。

コンクールを通して努力し続けてきた事で、技術力だけでなく、さまざまな場所で力を発揮できる精神力も身につけられたと思います。

挑戦しなければ見えない世界も、困難を乗り越えてこそ見えてきます

また、当日の他の参加者の演奏を聞いて周りのレベルを知ることもできますし、審査員からの講評など学ぶべきことはとても大きいと思います。

こうして目標に向かい努力することを覚えた生徒さんは、学校での勉強や生活面でもしっかり物事に取り組めるようになってきますし、精神的にも自立した考え方ができる様になります。

人間は失敗して学習していくもの、とよく言われますが、正にそうだと思います。
私自身も多くの失敗や困難なことにぶつかっては悩んできました。
そんな経験が今の自分を支えています。

どうかその結果だけにとらわれず、ピアノを好きと言う思いを忘れずにいてほしいと思います

私自身その結果を受け止め、次にどうやっていくのか、それを見守りながらこれからも一緒に頑張り、励ましていきたいと思っています。

それからもう一点大事なこと、それはお子さんの成長のために、何よりお家の方のご理解と支えが大切だという事です。

日頃の練習量や、当日の結果にかかわらず、「よく頑張ってきたね。」「いつも応援しているよ。」そう言って、常に同じ姿勢で子供さんを励まし、信じ、そして頑張りを認めてあげることだと思います。

過度に期待をかけたり、心配するが故に言い合いになってしまったり、私も自分の子供の子育ての中では、その様な経験はいくつもありました。
ですが子供にとって、それは負担でしかない大きな重荷となってしまいます。

私自身も指導者として気をつけなくてはなりませんが、保護者様にもお子さんに期待しすぎたり、悲観しすぎたりしないで、いつもブレない軸を持っていく事が、大切かと感じます。

精一杯頑張り、それを周囲の人に認めてもらい、自信を付けて成長していく。

「コンクール」は、生徒さんにとってピアノの演奏の成長のため、また自分自身が「本気で取り組める」とても大切な経験だと思っています

これから達成していく目標の一つの通過点としてまた新たな気持ちで次への挑戦を考えていきましょう。
そしてこれからのお子さんの未来を大切に考えていきたいと思います。

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