平素はお教室への深いご理解と御協力をいただき有難うございます。
3月29日に開催を予定し、今まで生徒の皆さんには、発表会に向けてたくさんの練習を積んでご準備されていたと思います。
「たきぐちピアノ教室の発表会」は中止にさせていただきます
現在のこの状況を鑑みての結果です。
とても悔しくてなりません。
プログラムも完成して、記念品も手元に届いて着々と準備は整っていました。
こうしてお手紙を書きながら何か方法はないのかと、、自分でも信じられない気持ちです。
ですが、開催して何かあったときの後悔の方が大きいですし、何より皆さんにご迷惑がかかります。
それだけは避けなくてはなりません。本当に残念です。
生徒さんには、この期間まで練習を積んで、曲の仕上がりの様子も毎週良くなっていき、それを見るたびになかなか決心できず、今まで答えを先延ばししてしまった事、申し訳ありませんでした。
発表会のホールは、空間も広く、天井も高く作られています。
ただ発表会となると、ご家族様、そしてご友人などお客様も多い場所です。
小学校のお便りにもありましたが懸念される「換気が悪い場所」「人が密に集まって過ごす様な空間」「多数の人が接触するおそれが高い場所」にもなります。
他の手段はないかと考えて個別開催はどうかとも考えました。
しかしアンサンブルをする午後の部の方の中には、アンサンブルしか参加しない生徒さんもいらっしゃいます。
この措置を選ぶと、その生徒さんは、出場自体がかなわなくなってしまいます。
皆さんが笑顔で参加できる会にしたい
やはり生徒の皆さんが納得して笑顔で演奏できなくてはならないという決心でした。
そしてどこまで感染予防を徹底できるかを考えると、中止という答えしかだせませんでした。
発表をする場はこれからいつでもまた機会を持つことができます。
しかし、開催するリスクを考えた時に、どこまで責任を持てるかと問われると今のこの現状には自信が持てません。
急なご連絡で、ここまでの期間、練習に励まれ、その成果の発表の場として楽しみにされていた生徒さん、保護者の皆さまへは、大変ご迷惑をおかけします。
また年度末で、この発表会が最後の舞台になってしまう方もいらっしゃったと思います。
それを思うと悔しくてたまらないです。
ですが、この状況が落ち着きましたら、また改めて機会を持ちたいと思います。
改めて発表の場を設けたい思います
今弾いている曲は弾き続けてください。
立派なレパートリーとなった曲です。
ここまで頑張ってきた日々が失われるわけではありません。
積み重ねたものの努力は、これからの事に繋がっていきます。
そして新たに目標となる曲を決めて、また練習を頑張っていきましょう。