カウントダウンをカレンダーに書き込みながらあっという間にいよいよ明日発表会を迎える事となりました。
発表会前の最後の一回のお稽古を終えながら、当日は楽しく演奏できるといいです!
丁寧にあせらないでね。とお声がけしました。
お家の方からは、実はこの1週間が大変でしたと、、連絡いただくことも多かったのです。
こちらのブログにも書きましたが、今までスラスラ弾けていたのに弾けなくなってしまったり、急に発表会出たくなくなっちゃったと言い出したり。
スランプもありますし、気持ちの問題もあると思います。
レッスンではあまり責めずに、そして緊張を誘う様なことも極力言わず、通して弾く時もその曲のイメージを考えたり、どんな様子が目に浮かぶ曲かな?と演奏を楽しめるように、意識しました。
明日は、今まで練習して来たその曲を、ていねいに大切に演奏してください。
この曲のこの部分が好きなんだ!と言うところ、きっとあると思います。
あるいは、ここの速いフレーズはたくさん練習したな、最初の出だしは、あせらずに弾きたいな、などこれまでに気をつけて練習した部分があると思いますので、それを思い出しながら楽しんで弾いてほしいです。
演奏をしながら楽しむと言われても、どうやったら楽しめるのか悩んでしまうでしょうか。
まずは、初めのお辞儀をにっこり笑顔でしてみてください。
もしお家の方の顔が見えたら、そちらを向いてにっこりと微笑んでみてください。
ゆっくりとお辞儀をして、椅子に座ったら、まずはひと呼吸を吸って、吐いてと呼吸をしてみましょう。
その時に手と手を合わせて少し温めたり、握ったり、とその様なことをする余裕はなかなかないかもしれませんが、演奏を始まる前に自分の心の声に耳を傾けたり、笑顔を作ってみたりすると落ち着いて演奏できると思います。
そして自然に固まった心も緩んでくると思います。
とは、言うものの、、私も実際は着席して、溢れ出てくる音に囲まれて、慌てて演奏を始めてしまうのですが、、弾きながら少しセンターから外れているのに気がつき居住いを正したり、なかなか落ち着いた気持ちで演奏するのは難しいですね。
ただ弾いている間なるべく笑顔を作ろうと思っています。
間違えてしまって苦笑い、、も正直たくさんあるのですが、この部分が好きなフレーズだ!と思いを込めながらニヤリと笑顔を作る様には、しています。
いや、もしかしたら演奏に必死で笑顔など作れないかもしれませんが、、なるべく舞台でのその貴重な時間を存分に感じてスポットライトと、お客様の視線までも楽しんで挑んでほしいと思います。
緊張する自分に打ち勝って、舞台の雰囲気を楽しんで演奏できますように。
皆さんの演奏を楽しみにしています。