ブログの更新が滞りました。
ゴールデンウィークの連休を終えて、スタートした5月。
改めて生徒さん達の元気な笑顔を見て、『ピアノを練習したよ!』という嬉しいお言葉を聞いて、こうしてこの教室に通っていただけることに感謝を感じたここ数日でした。
発表会に向けて、プログラム作りを始めます。
そろそろ申し込みは締め切りますので、お悩みになられている生徒さんは、お早めにご相談ください。
さて、今日は日々研鑽を積んでいるジャズの活動のこと、ライブの報告です。
5/10土曜日、在籍しているビッグバンド、コンプリートジャズオーケストラのライブがありました。
『CJO LIVE at CADILLAC Cafe』
小雨の降る中でしたが、会場は熱気に包まれて、盛り上がったライブになりました。
アンコール含めて16曲、カウントベイシーからラテン、クラシカルなボサノバ、Earth Wind&Fireまでバラエティーに富んだセットリスト。
ここ数週間は、練習追い込みしながら、ウキウキ楽しくて、でもまだまだコードは、良い音が取れず、書き込みもびっしり、これを何とかしたいといつも思いつつです。重要課題です!
当日は、本番に一番いいサウンドを奏でる重鎮たちの音に触れてまた感動でした。
もっともっとこの場所にいたい、、、とライブ終わってしまうのが寂しくて、それでもまた次へ向けて頑張りたいと思います。
今回のライブ会場はアメリカンスタイルのビンテージ感漂う素敵な場所でした。
色々な場所にオブジェや装飾が施されて、吹き抜けの2階からの写真は圧巻。
お世話になっているOGの先輩や中学生の生徒さんご家族、またジャズのこと色々教えてくださる大切なお客様方も楽しんでくださったようです。
ありがとうございました。
当日はキーボードのセッティングや音量のバランスに気を取られて店内やお客様をゆっくり見回す心の余裕が無く、いただいた写真を今眺めながら、素敵だな〜と開放感と達成感と寂しさを感じつつ、また進んでいきたいと思います。
さて、話は変わります。
すでにFacebookやインスタグラムではお話ししたのですが、4月17日に我が家の愛犬きららが天国に昇りました。
18歳と9ヶ月、いつか来るものだと覚悟はしていましたが、まだまだ一緒にいられると油断もしていました。
その日は朝から外出しなければならず、ゆっくりきららの表情を見ることができなかった1日でした。
帰宅したら呼吸が荒く、目の瞳の動きが少し変で、水をあげても飲めない状態でした。
そのまま抱き上げて私の腕の中で話しかけながら、胸騒ぎが止まらず、写真を一緒に撮りました。
しばらくして少し落ち着いた様子だったので、深夜の2時、布団に寝かせて入浴して上がってきたら息を引き取っていました。
誰もそばに居ず、ひとりで逝ってしまって、なぜ夜通しついてあげなかったのかと、悔やんでも悔やみきれません。
ですが、少しづつ時間が経つにつれて都合のよい考え方ですが、それはきららが選んだ旅立ちだったのかと、そんな風に自分を納得させています。
しばらくは放心状態で、しかし寂しさの中にもどこかに安堵のような気持ちもあり、長かった介護の時間を思いながら過ごしました。
一番の救いは生徒さんとのレッスンでした。
真剣に取り組み合うその時間に救われたこの数週間でした。
今ようやく、きららのいない喪失感を感じています。
レッスンが終わって2階へ上がってくると尻尾を振って待っていてくれたり、常に夫の後ろを追いかけて歩いたり、グルメで、きれい好きでそんな瞬間が何度も思い返されます。
ペットホテルに預けたことは一度もなく、どこにでも一緒に旅行へ連れて行ったことも犬として大変でしたでしょうに、良い思い出です。
本番前に演奏がうまくいかず煮詰まると、いつもなだめてもらっていた存在がどれほど大事だったかと時間を巻き戻したい気持ちでいっぱいになります。
ですが、きららと過ごした時間をかけがえのない思い出として、そして最後まで一緒にいられたことを大切に思い、前へ進んでいきたいと思います。
レッスンやこのブログ等でも皆さんには、お話を聞いていただき、励ましやご心配もいただきありがとうございました。
一緒に行った最後の旅行、2021年の松本城をバックにした写真を記念に