ピアノ教室 発表会

第28回たきぐちピアノ教室 発表会|いよいよあと2週間です

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今週初めくらいから暑さが急に厳しくなり、身体に応えますね。
まだ梅雨の時期でもあり蒸し暑さで何とも大変です。

暑さをうまく乗り切れるように、工夫しながら過ごしたいものですね。

さて、7/29の発表会まであと2週間となりました。


参加する生徒さん達、日々の練習頑張っていると思います。

みなさん、教室に来て最初の一回目が一番上手。
そして何度も何度も繰り返していくうちにだんだん弾き損じてしまうことが多くなります。

それだけ集中力が一番高まっている時間と、それを維持する時間のバランスが難しいということですが、今のこの時期は最初に上手に弾けていれば、良いと思います。

あとは、上手弾けている中でも少し苦手な場所、いつも間違えてしまうところはありませんか?

今日は練習方法についていくつかご紹介します。

①まずは、私がよくお稽古の時にお話しする筋トレ!
「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ファ-ミ-レ-ド」の音階を5回続けて弾きましょう。
まずは、右手だけ、次に左手だけ、そして最後に両手で弾いてみましょう。

次にその音階をスタッカートで弾いたり、少しリズムをつけて弾いてみてください。
これは練習の時に必ずやると、指もスムーズによく動くようになってきます。
是非取り入れてみてください。

この筋トレは他にもいろいろな種類がありますし、その曲の調子にあったものを、お伝えしているので、生徒さんそれぞれ違います。
筋トレ自体をお伝えしていない生徒さんもいます。

これは曲のレベルによっても違いますので、ご了承くださいね。

②できない部分を何度も繰り返し練習しましょう

この練習は、小さいお子さんにはとても難しいことです。
曲の長さが短い場合は、その部分だけ取り出して弾くのが難しいと思いますので、2ページ以上楽譜がつながっている曲に限る練習方法です。

さて、この繰り返し練習の時に注意していただきたいのが、指遣いです。

その部分だけ弾いているとだんだん指番号が自由になってしまうこと。
これは良くない練習です。

指遣いは、毎回同じにしてください。
もちろん楽譜に書いてある指遣い通りに弾けることが一番理想的です。
その指番号をしっかり確認してその数字の指から始めること、そしてその指番号通り何度も練習してください。

③長い間弾いてきて、何だかスランプ、、、弾けなくなってきてしまった
これも良くある悩みです。

発表会を直前に控えて、指がうまく動かない、指が滑ってうまく弾けない、、これは困ってしまいますね。

そんな時は、まず片手ずつゆっくりな速さでの練習に戻ってほしいです。
最初にやっていた頃のようにゆっくりゆっくりそして思いっきり大きい音で体の力を抜いて弾いてほしいのです。

慣れてきた今のその演奏をリセットする様な時間を持ってほしいのです。
そうすると、指がまた新鮮なその雰囲気に取り込まれて、また少しづつ調子が戻ってくると思います。

ですが、子供さんにとって、テンポをゆっくりにして弾くことはかなり至難の業、、、

それに加えて今更片手づつなんて弾けない、、全然弾けない、、無理ーーってなりますね。

そんな時は、少し音符を増やしたり、リズムを変えたりして練習すると良いのですが、あとは早めに私の方へご相談ください。

その曲ごとに対策は違うので、一緒に考えていきたいと思います。

少しの間その曲から離れるという荒治療もありますが、私はあまりお勧めしたくありません。

ピアノは1日休むと3日分戻る。。。と、その昔聞いたことがあります。

私はそれを信じる派なので、ひとまずはゆっくり練習メトロノームをカチカチかけて、その練習をじっくりしながら暗譜に取り組むこともできますし、一石二鳥です!!

暗譜に関してですが、年齢が上がれば、曲のレベルも上がってきて、緊張感も大きくなってくると思うので、左手だけ暗譜もやっていただきたいです。
最初から左手だけを暗譜で弾いていく方法です。

緊張で頭が真っ白になった時に、左手暗譜もしていると曲のフレーズをつなげることができると思うのです。

それをするようになってから、私もおまじないをしているかの様に緊張が和らいで、あれだけやってきたんだから大丈夫!と自分を納得させるというか、自信を持たせるというかそういう流れはあると思います。

だんだん話が逸れてしまいましたが、

最終的には、その曲を楽しんで弾くこと。
舞台に立つことを楽しむこと。
そして終わった自分の笑顔の姿を想像すること。

発表会が楽しみ〜〜と毎日自分に言い聞かせてくださいね!

そしてたくさん練習したあとは、指のストレッチも忘れずにやってください。

五本の指を握ってグー、広げてパーという、グーパーグーパーを何回かやって指の柔軟体操をやりましょう。

壁に手を開いた状態でぎゅーっと押し付けて、手首をストレッチするのも効果的です。

私も年々衰えを感じる身体と脳に、そんなことないよ!と自ら言い聞かせ、悲鳴をあげそうな腰と手には湿布を貼りまくり、(生徒さんには何の匂いなの?!とご迷惑おかけしてます。)練習しています。

練習に近道などはなく、地道な努力しかありません。
弾けば弾くほど上手になりますので!自分を信じて頑張っていきましょう。

そして舞台で素敵に楽しく演奏している自分を、無事に終わって美味しいものを食べてる姿を、そしてご家族で楽しい時間を過ごしている時間を想像して頑張りましょう。

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