10月もいよいよあと１日ですね。
風が秋の景色の中を爽やかに吹き渡っています。
先週NHKの朝ドラ『おかえりモネ』が終わってしまってちょっぴり寂しい気持ちです。
夢に向かって歩んでいく主人公の姿、そしてそれを支える家族や友人、様々な方達との交流も見応えありました。
個人的にはちょうど息子の年代と重なっていて、、やりたいことがわからない葛藤や、目標が見つかってそれに邁進する姿に重ね合わせて親近感持って見てました。
しかし、、、毎朝の放送に間に合わない時もあって、、今はオンデマンドで見逃したところを追いかけつつです。
さて、ブログの更新が久しぶりになってしまいました。
こちらでもご案内させていただいた
講師コンサートですが、先週の日曜日無事に終わりました
今回は、私には何も緊張感がなかったことがいけなかったです。
時間の配分がうまくいかず昼食を軽くしてしまったため、本番前に食べなくては！と変に意識が働いて、楽屋でも直前まで食べていました。
飲食は本番のせめて1時間前には終えておかないといけないと、反省しました。
その反対に、本番で緊張してしまってどうして良いかわからなくなったり、急に頭の中が真っ白になったり、、、きっと皆さんも様々な経験をしていらっしゃると思います。
本番を無事迎えるために私が気をつけていることは、
本番が近づいてくるとやはり頭と身体をしっかり働かせるためにきちんと食事をとって、心にゆとりを持つように心がけます
なかなかそう上手には過ごせていないのですが、、、
本番に向かうことは、楽しみであると同時に不安もあるのですが、
自分の好きな音楽を立派な舞台で奏でられるのですから、すごく特別なことだと思います。
その日に向けてまずはイメージトレーニングをしています
練習の時、家でその曲を弾きながらここはスポットライトの当たる舞台の上にいるんだと、常に想像してみます。
すると少しドキドキしてきたり、緊張感を感じたり。
常にその状態を意識して、何があっても大丈夫と言い聞かせるのも大事です。
また、ここで間違えたら、ここに戻るとか、何かあった時のための避難場所を、曲の中の要所に何箇所か作っておきます。
ですが、何にせよ本番の舞台を経験することに勝るものはないと思います。
幾度となく舞台に立つことによって、次第にコントロールできてくると思います。
一番大事なのは自信を持つことです
こんなにたくさん練習してきたのだから大丈夫！
そう自分に言い聞かせて自信を持ってステージに向かってください。
でも時間に追われ、難しさにくじけてあまり練習が思うようにできなくて迎えた本番も、それは今の自分のできる限りのことはやってきたはずだ！と、やはり自分を奮い立たせて乗り切るしかありません。
時は常に流れていきます。
本番も数分、数十分、いえ、コンクールなどになると1時間、2時間。
ですが音楽は時間芸術です。
その時、その瞬間奏でる音楽に精神を統一して、自分を映し出す鏡のように紡いでいく音を大切に思って演奏できれば素敵な曲になると思います
また精進して頑張っていきたいと思います。